学校の英語じゃ話せない!母国語方式のメリット・デメリットとおすすめな人

母国語方式 会話

「母国語方式ってなんだろう・・・」
「母国語方式だとなにがいいの?」
「うちにあってるのかな?」

こういった疑問に答えます。

英語の勉強方法に母国語方式というやり方があることを知っていますか?

僕自身、中学から大学まで英語の授業を受けていましたが初めて聞く言葉でした。

息子の英語教材を探している中で母国語方式という方法にたどり着き「英語を習得する最短のやり方だ」と思ったので取り入れることにしました。

実際に息子に母国語方式で英語の学習を始めメキメキと英語力をつけ、オンライン英会話ではレッスンよりフリートークに夢中で自由に会話しています。

母国語方式を取り入れたことによりこれだけの結果が出たと感じます。

今回は母国語方式について利用した親目線で解説します。

あつんこ

30代サラリーマンです。
息子が生まれてしばらくしてから英語教育を始め、日本語・英語が話せるレベルのバイリンガルになりました。
英語教育に関する情報を発信していきます。

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母国語方式とはなにか

子供が母国語を覚えるように英語を学ぶやり方です。

僕たちはどのように言葉を思えたのでしょうか。

記憶にないですよね。

いつの間にか話せていたというのがほとんどだと思います。

赤ちゃんのときは、もちろん言葉はわかりません。

子供が生まれてから「かわいいねー」「おむつ交換しましょうねー」「機嫌がわるいのかなー?」と語りかけますよね?

親の語りかけや夫婦の会話、テレビの音声などあらゆるところから赤ちゃんの耳に日本語が流れ込んできます。

そして1語、2語と発語が増えて次第に話せるようになる。

これが母国語方式です。

ここでポイントなのが、「赤ちゃんの耳に日本語が流れ込んでくる」というところです。

インプットする言語を英語に変えて、母国語を覚える流れに英語を乗せるやり方が母国語方式です。

母国語方式のメリット

英語を英語として理解できる

英語を英語として、脳内変換なしで理解できるようになります。

例えば、りんごの絵を見て「りんごだ。りんごは英語でAppleだから、アップル!」という脳内変換を無意識にしていまいます。

母国語方式の場合「apple」と変換無しで出てきます。

日本語の「りんごだ。」と同じ感覚です。

言葉を聞いてそのまま理解できることが母国語方式の一番のメリットだと思います。

スピード感

変換がないため理解の速さ、話すまでの速さが身につきます。

脳内変換作業は、聞くときと話すときで行われます。

ネイティブの通常の会話や議論の中でいちいち変換していては取り残されてしまいます。

英語を話す上でスピード感は重要ですね。

ニュアンス

英語ならではのニュアンスが育ちます。

学校で習う英語は「日本語→英語」か「英語→日本語」のような学習が多いですよね。

「外に車が止まっていたよ」は「The car is stop outside.」ではなく「I saw a car outside.」

「車が」と書いてあると「car is」としてしまいがちですが、英語では「I 〜」と表現します。

母国語方式だとこういった感覚が自然と身につきます。

英語を聞き取る耳ができる

母国語方式を小さいうちから始めることで英語を聞き取りやすい耳になります。

英語が聞き取りやすいとオンライン英会話のレッスンの理解力も上がります。

聞き取りづらくて脳内変換をしている人とでは同じ25分のレッスンを受けたとしても吸収できる情報量が違います。

母国語方式のデメリット

日本の学校英語では活かされない

残念ながら日本の学校の授業の英語の点数に直結はしません。

母国語方式で学べるのは「英会話」であって文法を正しく学ぶわけではないからです。

実際ネイティブでも文法は適当だったりします。

母国語で日本語を話している僕たちも、国語の点数は満点じゃないですよね?

英語で会話ができるようになりますが、言葉と文章が違うように文法を学ぶことが必要となります。

母国語方式をおすすめできる人

低年齢

絶対オススメなのが低年齢。

とくに母国語の発語が始まる2〜3歳までの子供。

このくらいの子供は母国語方式に抵抗がなく学ぶことができます。

最初は、2歳までに2000時間のインプットを目指すことが目標になります。

母国語方式をおすすめできない人

学校の勉強や英検でいい点を取りたい

母国語のデメリットでも紹介しましたが、母国語方式で学べるのは言葉・会話です。

文法を詳細に学ぶことはしないので、「話せなくてもいい、とにかくいい点が取りたいんだ」という人は母国語方式ではなく参考書や過去問をやるほうが効率いいです。

母国語の理解が進んでる人

日本語が話せるようになり、ひらがなが理解できるようになると聞こえたままに発音することができずに、ひらがなに直して読むようになってしまいます。

appleを「あっぷる」と理解し発音することで「apple」の発音とは程遠いものになります。

日本語ができるようになったがために弊害になってしまうのです。

母国語方式の始め方

母国語方式について理解が深められましたか?

「母国語方式がいいな」 「洋楽聞かせまくろう」

と闇雲に始めるより、教材を利用した方が効率よく英語を学ぶことができます。

わが家では「ディズニー英語システム(DWE)」を利用しました。

他にも母国語方式で学べる教材があるので記載しておきます。

  • 楽天ABCマウス(ABCmouse)
  • ワールドワイドキッズ(WWK)

ぜひ母国語方式を検討してみてはいかがでしょうか。

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